金融の分類

金融は、基準をどう解釈するかによっていくつかに分類することが出来ます。どんな範囲で金融の取引が行われているかという基準で分けると、国内金融と国際金融に分類されます。国内金融とは、国の資金を国内で融通する金融を指します。これに対して国際金融とは一つの国の枠内に留まらず、海外との貿易や様々な資金の出入りに伴って外国の企業、個人、政府などとの間に生じるお金のやり取りを意味します。国内金融の場合は、その国で流通している通貨単位で取引をすれば済みますが、国際金融では日本と米国の間では円とドルという具合に異なる通過同士の取引となります。更に、国によっては金融の仕組みや慣行も相違しますので、それだけ取引も複雑で専門的になっています。

間接金融と直接金融

また、資金融通の方法によって区別すると、間接金融と直接金融に分類できます。間接金融とは、お金を必要とする企業や個人が金融機関を通じて借入る仕組みを指します。金融機関は別の企業や個人など、お金が余っているところから預金の形で資金を集めてプールしておき、必要とするところへ融通します。借り手は金融機関からお金を調達するのであって、預金者から直接借りているわけではありません。一方、直接金融とは企業が株式、債権、コマーシャルペーバーなどを発行して資金を調達する方法です。証券会社や銀行は実務面で間に立つことはありますが、基本的に資金の供給者から直接お金を調達しますので、直接金融と呼称されます。